JOURNAL

読む時間

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20世紀で最も重要な写真家の一人と言われるアンドレ・ケルテス。この本は、「読む」ことに夢中になっている人の姿を世界中のあちこちで撮影した作品集です。
写真に写っている様々な人たち。国籍も、性別も、年齢も、職業もばらばらです。ですが、その視線の先は皆、何かしらの文字を思い思いに追っています。今まであまり意識したことはありませんでしたが、「読むこと」に没頭する喜びというのは、時代が移っても変わらないのだなぁとしみじみ。巻頭には、谷川俊太郎さんによる「読むこと」という書き下ろしの詩が掲載されています。

この本が最初に出版されたのは1971年ですが、今この時もまた、「読む」ことに夢中になっている人が世界中にたくさんいるのだと思うと何だか不思議な気持ち。読書の秋、今日は私も読むことに夢中になる一人です。

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